賃貸借契約を結ぶ際に、注意するべき点はたくさんありますが、まずは内見時に細部までしっかり確認することが重要です。
クローゼットの中や、コンセントの個数、壁の厚さや日当たりなど、自分の中で注意して確認したい内容をリストアップしておくことが重要です。
リストアップすることで、内見時に確認漏れを防ぐことができます。
また、建物や共有部分についての確認も重要な点です。
ベランダや廊下、エントランスなどの共有部分の掃除が行き届いているか、ゴミ置き場の清掃がちゃんとされているかなどの確認をしっかりとしましょう。
さらに、周辺環境の確認も重要です。
ちかくにスーパーやコンビニ、通勤をされる方はバス停や駅までの時間、通学をされる方は、学校までの時間を確認することが大切です。
特に1人暮らしをされている女性の方は夜間の人通りや灯の数を確認してから契約されることをお勧めします。
契約書は細部まで確認するのがベストですが、やはり大量にある中身の全てを確認するのは骨が折れます。
ですので、ここは余計に抑えといた方がいいという点を少しご説明したいと思います。
まずは、契約書の種類が「普通借家契約」なのか「定期借家契約」なのかを確認することが重要です。
この詳しい内容につきましては長くなりますので、また他の記事にてご説明します。
その次に、契約書の特約事項についての確認もしっかり行ってください。
特約事項とは、基本となる契約内容の他に特別なその他の契約内容を表す部分となります。
特約がない場合もありますが、ある場合、貸主様からのご希望や貸主様に対して有利なものが記載されている場合があるためしっかりと確認する必要があります。
最後に、しっかりと自分の認識と契約書の内容が一致しているかを確認することが大切です。
もちろん契約書の内容すべてを把握することは困難ですので、契約締結時に不動産会社がする説明をしっかりと聞き、わからない点があれば気にせずどんどん質問することが重要です。
これらの点をしっかりと押さえて、後悔のない契約をしてください。
ご不明な点や、ご相談したい内容がございましたらどうぞお気軽にご相談ください。
